はじめに
①1年間何かを続ける
②環境を変える
締め
はじめに
この記事は 「Pepabo Managers Advent Calendar 2023」 の23日目のエントリーです。

今年もこの時がやってきました。毎年このタイミングで記憶喪失みたいになります。
Advent Calendarに参加して3年目になるのですが、1年目はnote、2年目はWordPress、3年目はNotionとツールが定まりません。どうしてこうなってしまうんでしょう。
今年はひそかに挑戦していたことが2つあるので、そのことについて書いてみました。
①1年間何かを続ける
昨年、Advent Calendarのエントリーを書きながら私は思いました。今から来年のネタを仕込んでおいたほうがいい、と。
そこで、思いつきで「1年間何かを続けてみよう」と決めました。
私は比較的高レベルの飽き性なので、継続することがとても苦手です。何事も長く続くと分かっただけで、とたんにモチベーションが下がったり興味を失ったりしてしまいます。
そんな私でも1年間何かを続けることはできるかな?できたらすごいかな?というふわふわした動機で挑戦がスタートしました。
選んだのは「語学」
語学は強烈な動機付け(数カ月後に海外で暮らさないといけない、仕事で海外の人とやり取りしないといけない、など)がないと身に付けることが難しいだろうと分かってはいるものの、語学こそ続けることが最低条件だと思ったので選んでみました。
さてどうやって語学を学ぼうかと考えている時に、数年前にインストールしたことがある「Duolingo」を思い出しました。

良い噂はかねがね聞いており、以前に少しだけやっていたもののパタリと途絶えてしまっていたので、この機会に再開してみることにしました。
ちなみに無料版だと続けるには少し不都合がありそうだったので、年末年始にセールをしていたこともあり、勢いで課金して「Super Duolingo」にしました。課金したほうがいいぞ。
そんなこんなで、2023年1月1日から挑戦が始まったのでした。
なお、日本語話者向けのコースには「英語」「中国語」「韓国語」「フランス語」があり、私が選んだコースは「英語」「韓国語」「中国語」でした。フランス語は何も理解できなくて早々に諦めました。
結果、継続できた!
それから約1年、どうなったかというと、、、なんと、今も続いています!!!

しばらくは、英語、韓国語、中国語の3つを同時並行で進めていたのですが、途中から韓国語が宇宙人の会話を視覚化した記号にしか見えなくなってしまったのでやめました。
英語は、なんだかんだ高校まで勉強していたのですんなりと入ることができ、中国語は、発音が難しいものの漢字なので何となく意味が分かり、文法の並びが英語と似ているので、思ったよりも抵抗なくできました。
Duolingoは年末になると年間レビューをしてくれるのですが、上位2%にランクインしたようです。


続けられた理由は自分の外にある
続いた理由は、なんだそれと思われそうですが、自分ではなくDuolingoにあります。Duolingoがものすごく良い学習アプリだということに尽きます。そもそも自分を信用していません。
適度に煽られるし、ゲーム感覚で意識せず反復学習ができるし、がんばらなくても習慣化できる仕組みがたくさん用意されています。
そしてもう1つ、友達機能で昔一緒に働いていた新卒一期生の子とつながったことも大きかったです。応援し合う仲間がいることで続けるのが楽しくなります。最近は学び直しというキーワードを耳にしますが、学びを通じたつながりがSNSの役割を果たす未来もあるのかなーなんて思ったりしました。
Duolingoの良い評判は本当だったので、語学に興味があればDuolingoからはじめてみてはいかがでしょうか。
とりあえず今年は「続ける」が目標だったので、語学が身についたかどうかと言われると正直怪しいです(やる前よりはマシなはずですが)。なので、来年は続けるのは当たり前として、TOEICなど何かしら習熟度を確認するチャレンジをしてみたいです。
なお、Duolingoをやったことがある人はご存知かと思いますが、Duolingoには「連続フリーズ」というアイテムがあります。レッスンを1日休んでも連続記録をキープできるという優しさあふれる機能です。もちろん何回も使いました。社会人っていろいろありますからと言い訳しておきます。
②環境を変える
私は、自分に対してもチームメンバーに対しても、できるだけ色々な経験をしたほうがよいと思っています。なぜなら、それが何よりも成長につながるという考えをもっているためです。履歴書に書けるような資格、肩書き、役職などももちろん大事ですが、「その人が何をしてきたか」が最も重要です。
その考えから、今年は環境を変えることを意識していました。そして、派手な活動ではないものの、自分の中で粘り強く取り組んで、少し結果が出たことがありました。
チームメンバーの環境を変える
自身が所属するカスタマーサービス部門の活動を振り返った時に、ある特定領域の経験しかできない限定的な環境になってしまっていると感じました。横の広がりより縦の深さ、ただし一定の深さにとどまる、というイメージです。
カスタマーサービスが安定運営が求められる部門ということもあり、さまざまな背景から至った結果で、ある意味では最適化されている状態とも言えます。ただ個人的には、チームメンバーの活動領域を広げていきたいという願望がずっとありました。特に当社は、複数の事業・サービスを1つの会社で運営しており、同じ会社にいながら異なる事業・サービスを経験できるという特殊な環境があるので、すごくもったいない!と思っていました。
そのような経緯があり、2022年から2023年にかけては、流動的な人の異動が可能な組織を目指して「なめらか学習環境構築プロジェクト(通称、なめ学)」という活動を続けていました。具体的な活動としては、横断的な共有会の開催、育成の資料や仕組みの標準化などがあります。
その中で、一度しか実行できませんでしたが、「CS室サービス横断ビザ制度(通称、ビザ制度)」というのもやってみました。自分が担当したことがないサービスのCSをお試しで経験できるというものです。本当はこの話をHRブログで書くつもりが、諸事情で書けておらず、完全に時期を逃しました。ごめんなさい。せめてここで昇華させたいと思い、参加してめでたくビザを取得したお二人の写真を貼っておきます。

で、ここからが本題なのですが、今年、実際にサービスを異動するメンバーが2名決まりました。
1名はCSのアドベントカレンダーで「新卒5年目にしてサービスを異動する話」を書いたmochan、もう1名は写真右側のビザ制度を経験したパートナーです。
なめ学やビザ制度によって異動が決まったわけではないのですが、これまでやってきた活動の影響は少なからずあったのではないかと勝手に思っています。異動がパートナーにとって良い経験になるよう、また他のパートナーもそのような経験ができるよう、マネージャーとして支援を続けていきたいです。
自分の環境を変える(変わる)
これに関しては、「変えた」というより「変わった」というのが正しいです。
今年は、長く一緒に働いた先輩・後輩・同僚が何人も退職しました。長い人だと、私が入社した2007年からなので約16年一緒に働いていたことになります。
寂しさはあるものの、私の素直な気持ちとしては、「新しいことができていいな!」という割とポジティブなものでした。
退職のきっかけが必ずしもその人にとって良いことだったとは限りませんが、新しい環境にいくことは、人生単位で考えるとすごく良いことなのではないかと思います。だからといって私も!となるわけではありませんが、勇気をもらった気がします。
なので、来年は私も新しいことをします。
何をするかというと、とにかく「つくる」をしたいです。何をだ?という感じではありますが、ぼんやりとそれだけを決めて2024年を迎えたいと思います。
締め
すごく余談なのですが、本当はこのブログをムームーサイトで作ろうとしていました。
ネタになるかなと思い、ムームードメインでokubo.aiという2年契約で3万円の高いドメインも取りました(他のドメインはもっと安いので安心してください)。
ですが、たまたまうまくいかず、エラーが出て作ることができませんでした。そして今日は12月23日。間に合わない。
今年Notionになったのはそういう理由です。いつか.aiドメインで公開します。
来年もいろんなことがあるんだろうな。
明日のエントリーはbobさんです!1on1の話、参考にしたいです。
